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考え方次第でもっと輝ける。バレエが教えてくれた前向き論|森 絵里・前編
森 絵里(もり えり) Instagram:@erimori55

「東京シティ・バレエ団」在籍。全国バレエコンクール 3回連続 一位 名古屋市長賞・ヴァルナ国際バレエコンクール 二位 銀賞、ほか受賞歴多数。2019年9月10日に自身がオーナーを務めるバレエ&フィットネスジム「ERI GYM」をオープン。

2019/12/18 person噂の人

考え方次第でもっと輝ける。バレエが教えてくれた前向き論|森 絵里・前編

一瞬ごとにストーリーが展開されていく私たちの人生というドラマ。美しく輝く女性たちは、どのように時を重ねているのでしょうか。今回はバレエダンサーの森 絵里(もり えり)さんに、人生のターニングポイント、大切にしている仕事の流儀。そして、これからの目標についてインタビュー。前編をお届けします!

【後編はこちら】
後悔する前に行動する!経営するジムに込めた想い|森 絵里・後編

バレエを始めれば、誰かに変身できるって思ったんです。

考え方次第でもっと輝ける。バレエが教えてくれた前向き論|森 絵里・前編
(本人提供画像)

初対面でいきなりすみません、美し過ぎて本物のプリンセスかと思いました。(♪♪♪~…部屋は優美なクラシック音が響く)

(笑)プリンセスではないですけど、サリーちゃんに憧れてバレエの世界に入ったので、近いかもしれませんね♡

サリーちゃんって、アニメの「魔法使いサリー」ですか?

そうです♡ 小さい頃、魔法を使って変身ができるサリーちゃんに憧れて「バレエならなれるよ」って親に言われたのが、バレエを始めたきっかけなんです。

何歳までサンタさん信じていた問題じゃないですけど、サリーちゃんになれないと気づいたのはいつですか?

私は今まで一度もそう思ったことがなくて…舞台に立つと違う自分がいるんですよ。衣装に着替えて、ヘアスタイルも変える。そうすると誰かに変身できるんです。子供の頃からずっとそんな感じなんです。

考え方次第でもっと輝ける。バレエが教えてくれた前向き論|森 絵里・前編

現実も舞台も関係なく、作品の世界に入り込んでいるってことなんですね。そうなるまでに、相当な努力をされたのでは?

努力をしたつもりも全くないです。バレエをしていないとソワソワしちゃうし、単純に好きなことだから。学校に通う時間があったら、バレエに時間を注ぎたかった。なので努力はしてないけど、情熱は人一倍あったのかもしれません。

それに私、バレリーナ界でいうとあまり恵まれた条件の身体つきではなくて…股関節の開きも悪いし、両肩も前にいってますし。身体がすごく硬かったんですよ。

意外です。もとから柔らかいのかなと思っていました!

負けず嫌いな部分もあったので、身体を柔らかくするために夜中もずーっとストレッチをしていました。そのまま“土の字”で寝ちゃって、朝いたたたた…って目が覚めたり(笑)

考え方次第でもっと輝ける。バレエが教えてくれた前向き論|森 絵里・前編

ちょっとドジなサリーちゃんですね(笑)

ふふ♡笑

誰もが自主練習しているので、やっぱりプラスαで差が付くんです。やったらやった分だけ、自信のある踊りや仕草になっていきますし。負けず嫌いがヒートアップして、バレエ教室がおやすみの土曜日に、先生に教室を開けて欲しいって電話したこともありました(笑)みんなと同じことをしていては、技術は磨けないんです。

そこまで情熱を注げるのは、バレエと相性が良かったのもありますか?

あります、あります。バレエだけを愛してきたし、バレエしか知りません。私はここにいるべくして存在しているって思います。

教室の子同士でライバル視したりとかは?

小さい頃はありましたけど、プロになってからは一切ないですね。お互いの演技を尊敬して、研究し合っています。「おいしいね~♪」って♡♡

おいしいね???

バレエの先生に「おいしい演技をしなさい」ってアドバイスしていただいていたんです。じゃないと見ている人は満腹感を得られない。おいしい演技を見て、幸せな気分にさせなさいよってことです♡

大事なのは自分自身。環境は関係ない。

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▲「東京シティ・バレエ団」の舞台で主演ソリストを務める森 絵里さん(本人提供画像)

現在入団されている「東京シティ・バレエ団」に入ったきっかけを教えてください。

バレエは主役だけが上手いのではなく、コール・ド・バレエ(主役の群舞を担当)の完成度もすごく大事で…東京シティ・バレエ団の「白鳥の湖」を拝見したときに、すごく感動したんです。全員の息がぴったりと合っていたことが一番の決め手ですね。

海外に拠点を移そうか迷ったことはありますか?

実は小学生のときに、ロシアでバレエをやろうかなと考えてはいました。ただ、家族に相談したら反対されて、そのときは見送ることにしました。

でも今は、環境は関係ないなって考えに変わりましたね。バレエは世界共通語みたいなものなので、どこでやっていても結局、大事なのは自分自身。環境ではないんです。

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▲「白鳥の湖」全幕ゲスト出演(本人提供画像)

ご出身の名古屋から東京に移って10年目だそうですが、当時はどんな思いで上京をしましたか?

一番になる、バレエを仕事にしたい、ですね。学校もほとんど行ってないし、青春って何だか分からない。でも、ここまでバレエを続けさせてもらったので、一生かけて恩返しをしないとって。

演じるときに大切にされていることはありますか?

まずは自分が楽しむことです。最初から役に染まるのは無理なので、生活の中からだんだんと創り上げていくんです。「くるみ割り人形」で主人公のクララを演じたときは、日常の服装や仕草を17歳っぽく設定したりとか。バレエウエアもあえてピンクにしたり♡ 歩き方だって変わりますし、頭の中も見た目も常にクララになるくらい役を楽しんでいます。

仕事と遊びはグラデーションです♡

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▲プライベートの時間や大切な仲間からエネルギーをもらう時間も大切にしているそう(本人提供画像)

常にONな印象ですが、OFFはあるんですか?

全然ありますよ! 練習しなきゃいけない期間は絶対にするんですけど、そうじゃない日はその辺(部屋)で一週間くらいごろごりしたり、Uber Eatsでピザを頼んで食べたりします♡ あとカップラーメンも食べますよ♡ふふ

いきなり親近感が湧いてきました。

私はプライベートも一切制限をかけていないんです。昔は日焼けを気にして海に行かないようにしようとか、バレリーナの暗黙のルール的なものを守っていたんですけど、そういうことは止めました。

前にテレビで俳優さんが「遊ばないと面白い演技ができない」って言っていて、感銘を受けたんですよ。基本的にバレエは無言劇なので、自分の想像力を駆使して演じるんです。旅行で「あぁ楽しかった♡」って自然体な感情を知っていることで、演技もよりリアルに近づけると思っています。

ONのためのOFFなんですね。

ほんとそう!OFFになることでONの自分を客観視できたり、今自分がいる環境に改めて感謝できたりもします。仕事と遊びはそれぞれがグラデーションのように繋がっているんです。

バレエは総合芸術だと思いますが、その中でもここだけはチェックして欲しいポイントはありますか?

私、一切そういうこと言わなくて、とにかく見に来て欲しいです!無言劇なぶん、解釈は人それぞれなので、そのそれぞれを楽しんで欲しい。「ちなみに、わたしのこと見つけたかな?」って、逆に抜き打ちチェックしたいですけどね♡笑

今後はバレエをする側から支える側になりたい。

考え方次第でもっと輝ける。バレエが教えてくれた前向き論|森 絵里・前編

森 絵里さんのチェックは入るんですね(笑)今年でバレエ歴28年。今後の目標はありますか?

現役で舞台に立ちながら、2019年9月にオープンしたERI GYMを大きくしていきたいです。日本のバレエは海外と比べるとサポート体制が整っていないので、後輩はバイトを掛け持ちしながら練習しているんです。

バレエと全く関係ないところでバイトをするよりも、バレエを活かせる場所でバイトしたほうがよっぽど身になるじゃないですか。そういう子たちが働ける環境を私が作ってあげられたら、バレエがもっともっと盛り上がるかなって♡

環境関係なく、情熱を注ぎながら仕事を楽しむことが大事になる。毎日の確かな一歩が大きな力になるのだと、森 絵里さんが教えてくれました。後編では、バレエ&フィットネススタジオを経営している彼女に迫ります。ぜひ合わせてチェックしてくださいね!
♡Wanted♡
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